一幸21。TSUTAYAとAMAZON。

整理整頓とは程遠い、我が書籍棚。

引退の折、三度にわたり捨て売り整理したのだが、以前にも増して、本が溢れ山積まれ混雑している我が書籍棚。

遂には棚から溢れ出し、前の床にも幾つかの山を作っしまい雪崩が起こる危険すらもある始末。

原因は二つ、明白である。その一つは、あのカフェTSUTAYA。

体の調子というよりは前日の酒量に合わせ、二つのコースを用意した、引退と同時に始めた朝のウォーキング。名付けてパワーウォーキングと観察ウォーキング、どちらも、たどり着く先は、コーヒーと本の幸せな朝を約束してくれるあのカフェTSUTAYAである。

このカフェには、若きビズネスマン&レディたちが集う。出版社が競って編集した最新の話題の書籍、雑誌が所狭しと品揃えされている。

物珍しさから購入していた本が、今や 日々繰り出される最新の話題にすっかり嵌っている始末。この誘惑が毎朝である。否応なしの濫読である。

もう一つが、あの悪名高きAMAZON。

タッチ一つで買えるその手軽さは責められるべきである。加えて、古本がとんでもない安さで手に入ることもある。さらに、一冊を買うと “この本を買った人は・・・”と魅力的な誘惑をも用意をしている。本好きの私がこの誘惑にどう抗うというのか。

無理である。私は AMAZONフェチである。

しかして、この混乱だ。

だが、これはこれで、書棚の前で終日過ごせる素晴らしい幸せを、私に与えてくれている。

コメントはこちらから

コメントの表示が遅くなる場合がございます。