一皿11。〆のドライカレー。

ふっと思い出しては通う焼き鳥鳥繁は、銀座にある。

創業90年近い老舗である。これほど長く愛され続けられたには、それ相当な理由がある。

鶏の新鮮さは当然だが、それに、長い伝統に支えられた調理技術が加われば美味しくないはずがない。

この見事な味に惚れ込んでの贔屓であるが、どうやら、私はそれ以上に、〆に、出されるドライカレーを目当てに通っているのではないかと思っている。

程よい香辛料のカレーに鶏のウマ味が加 わったドライカレー。

それに、一緒に供されスープがまたいい。キノコや柚子 があっさりした鶏スープを風味あるもの に仕上がっている。そう言えば、ウズラ の玉子がスープの底に沈んでいる。

また、幸せなドライカレーを食べたくな った。

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