一皿24。お赤飯。

皆さん、ご存知だろうか。

3年もの年月をかけた改装を終えた虎屋が、今年でもう3年目を迎えている。なんと早い月日の去りかたかだろうか。

その虎屋に今朝の散歩の折立ち寄った。

吉野の檜をふんだんに使い、温もりのある店に仕上げている。赤坂御所の広大な庭園と共に、赤坂を一段と魅力ある街にしている。

今朝は、朝昼兼ねた食事を、改装前は地下にあったが今は3階の御所と向かい合っているカフェで、摂った。

虎屋と言えば,いつものは羊羹松の夢となるが、今朝は食事、赤飯御膳とした。そのお膳には柚子の皮を添えたカブ汁とおたふく豆の甘煮と野菜類3種が添えられていた。

品良い器に収まった赤飯、水分が少なく赤飯のモチモチ感を強く、程よく振りかけられたごま塩が、赤さを一段と際立たせている。

そう言えば、赤色は魔除けの呪力があると昔から言われている色。お赤飯は年明けにふさわしい食事である。

今朝の散歩を良い終わり方にさせた、幸せな赤飯であった。

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