心を動かされることが少なくなった。

だが、幸せな気分にすることなど、なぁ〜に、わけないこと。
とことん、好きなことだけに目を向けさえすれば良いだけのことと、今は開き直っている。
日日是幸日。これが信条の引退の日々である。
1.熱いコーヒーと分厚いトーストでの朝食を朝焼けのデッキで
摂る
2.散歩で出会う可愛い少女と笑顔で“おはよう”の挨拶を交わす 3.ついに見つけたお気に入りのスニーカーを履き、お気に入
りの散歩道でいつものスタバに向かう
4.本棚で懐かしい愛読書を見つけ、その場で読み込む
5. 真昼ビール片手で、優しい風が舞い込んでくる窓辺で、
しばし身をさらす
6.通い慣れたワインショップで、豊かな品揃えのチーズと
ハム、それにワインの品定めの時間を過ごす
7.NETFLEXで映画見ながら、睡魔に襲われ思わず寝込む
8.90度超えるサウナから、18度を切る水風呂に身を沈める
9.夕陽が長い影をつくる人気の消え去った最終ホールのフェァ
ウエイを一人占めする
10.少し遠出をして国道134号線を早朝走らせ、富士山と
湘南の海を独り占めする

などなど、なんでもない日常に転がっている“好き“だけに、目を向け,それだけを淫すればよいのである。
嫌な世間からはとことん遠ざかり、嫌いなことからは目を背け、耳を塞ぎ、日頃気にもかけなかった、日常に転がっている小さな幸せだけに意識に向ければ、思いの外、幸せな一日になるもの。
今日もせっせと“happy hunting”幸せの狩人であることを楽しむ。そんな幸せな1日を過ごしている。
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