皆さんは、少し昔の映画だが、“マイ・インターンThe intern”をご覧になったことがありますか?
アン・ハサウェイ演じる女性が、創業し運営する通販サイト会社にシニア・インターンとしてロバート・デ・ニーロが入社し、活躍するドラマ映画である。
そのロバート・デ・ニーロ演じる70歳の引退者は、妻の死後、ゴルフ、映画、旅、レストラン、読書、それに引退者の多くがはまるヨガ、料理教室、園芸、中国語レッスンなどで時間を過ごし、たまには誘われ恋もしてみる。
だが、勤めていた折の習慣が抜けずに、毎朝7時15分、新聞を脇に挟み、勤め人で混雑するスターバックスに通う。雨でも通う。
“社会の一部になった。そんな気がする”。そんなために、である。
だが、彼は、そんな毎日にも飽きて、スーパーで掲載されていた募集広告に応募して、シニア・インターンとして働き出す。
フロイトのいう“愛と仕事が人生のすべて”、その仕事に戻ったのである。
こう言う私も、引退後の毎朝、ジムの手提げ袋に、PC、本数冊、文具類など、あれこれ突っ込み、決まったスタバに決まった時間、7時半に出かけている。
それに、日中は、こんな名刺を持って、暇な仲間探しに精を出し、ゴルフ、映画、旅、レストラン、読書とせっせと時間つぶしに勤しんでいる。
CEO
Chief entertainment officer
旅・酒食・ゴルフのお誘い大歓迎
I welcome invitation to travels, gastronomy and golf.
だが、ロバート・デ・ニーロと違って再就職の道は選ばず、私は、“社会との交わり”としては、新しいビジネスモデルの構築とそれをビジネス化するため、キラキラする若いビズネスマンと交わるという、少し腰の引けた時間つぶしを、いずれも成功は見なかったが、幾度なくトライし続けている。
もう一つ、ロバート・デ・ニーロとの違いがある。
彼も息子が住むサンディエゴに、訪れる旅をしている。
“最近の旅行はもっぱら
息子一家の住むサンディエゴばかり。
愛すべき家族だ
でも、彼らに甘えすぎる気がする“
私のふたりの息子たちも、アメリカ、サンフランシスコとデンバーに住みついたことから、年に数度、ロバート・デ・ニーロが心配していた“甘えすぎ”への工夫をしての、数ヶ月に渡っての滞在前提としてアメリカを訪れている。
その工夫の一つが、住居は、少し援助をして二世帯住居にし、スープの冷えない距離での生活で長期の滞在が、気兼ねなく出来るようの工夫である。
またの一つは、彼の言う暇つぶし“最近の旅行はもっぱら”を、アメリカにも持ち込み、息子たちの家を基地として、アメリカ全州をくまなく車で回ろうと計画し、実行に移していることである。
“住むように旅する”私の旅のモットーをアメリカにも持ち込んだのだ。
このブログは、いつものスタバで好みの豆をクロバー方式で焙煎して貰い、好みの席に座り、顔なじみに挨拶交わしながら書いている。
年老いた者たちの唯一つ残された、社会の息吹を肌で感じとれる窓口、STARBUCKS に感謝である。
Whoo!! Whoo!! Whoo!!
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