こんなニュースが、コロナ騒ぎの最中に飛び込んで来た。
スタートレック」カーク船長役の
ウィリアム・シャトが、 史上最高齢となる
90歳で宇宙飛行から無事帰還。
大方の人は加齢を受け入れ,逆らわずに生き暮らしていく。
それに、未来が短くなってくるにつれ,過去にべたべたと拘泥する。
そうした中で、ウィリアム・シャトナーは90歳を超えて、驚きの快挙をやってのけた。
彼に比べれば、私などまだまだ若い。
年齢という枷をはめ、残りの人生をなし崩しに生きるとは、この若造!と、叱責が飛んできそうである。
果たしてコロナに負けて、家に閉じ籠ってまで長生きすることを“良し”としてよいのだろうか。
ヘラルドトレービュン紙によれば、
2029年には、人の寿命がわかり
2040年には、人は不老不死になる。
また、こんなニュースも飛びこんできた。
やがて、DNAのエラーが修復と可能となり、人は
250年生きられる。
私は、だが、エイジングにアンチはいらないと思っている。
加齢に抵抗するのでなく 加齢を受け入れ自然に生きる。
人は私を、お世辞に、“お若いですね”と驚きを見せる。
始めは得意になっていたが、今は居心地が悪い。
我が身、内臓、骨、筋力、姿勢、髪、肌にと、老いが覆いだした。人が老いることは、避け難いと判っても、なんとも切ないものがある。
そろそろ、本格的に体に手を加えないと、これからの人生が、とても耐え難いものになる。
幸いにして、筋力も骨も鍛えれば、回復し、さらに強化されるらしい。見た目の若さの決め手の肌も、驚くほどに科学が進み、保水、補湿用のクリームがある。
こころ強いのは、まだ、肝心な内燃機関の内臓に綻びが少ない。それに、こころを躍らせる少年心はまだ健在、好奇心と探究心はお旺盛であることである。
後は、骨筋力と腹筋力を鍛錬して、姿勢を正し、それに、肌の手当を徹底すれば、見た目の美しさを取り戻すことである。
そこで、朝の散歩は当然として、週の半分はジムで過ごし、スイミングとトレーニング・マシーンでの鍛錬である。
相変わらず続いている週1、2のゴルフは、キャディーやカートなどに頼らず、散らばったボールを追いかけ、四時間越す時間、歩き歩きである。
そうして、旅の舞台を、何度となくなる車で走り抜けた日本列島から、いよいよ、息子たちの住まいをベースキャンプに、日本列島26倍のアメリカ大陸に移し、車旅を継続させる。
常に、未完、未熟の感覚が疼く。穏やかなどの毎日など、未だ未だ、早い。
若者たちから見れば、私など俳句の字余り、みたいもの。
だが、字余りには味があることを、見せつけてやろうではないか!
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