一幸96。一日500円の効用。

Enjoy a coffee at Starbucks every morning !

朝のスタバでのひと時が、私の引退生活を落ち着いたものにし、新しいことにも関心を向け、それに挑戦する意欲すら与えてくれている。

朝、散歩の途中スタバに立ち寄りコーヒーを口に含む。

戦いの準備に忙しい若者の生気で満ちた空間に身を置き、微かに漏れてくる若者たちの会話に耳を傾ける。

時には、少し離れたスタバにと、少し混み合う地下鉄で遠出する。

そうすれば、身も心も戦っていた時代に一気にタイムスリップし、現役時代の自分に難なく戻り、若き自分が覚醒して背筋がピンとなり、心の皺すら伸びる。

家人から疎まれ家に居場所がなくなった同胞たちが集まる街の喫茶店で、スポーツ新聞を片手にモーニング・セットなど、もってのほかである。

心身とも緩んだ我が身を、若者に満ちた場に晒し、摩訶不義な飲み物、コーヒーを飲む。
含有量が1%に過ぎないカフェインが、老いたる身に、得難い効用を与えるのだ。

日々弱くなってきた心臓の働きを強め、血流に勢いを与える。
その勢いづいた血流は、
老につれ弱ってきた身体能力を高め、
ボケ出した脳にも血を回し、かつての冴えを取り戻させ、
薄汚くなってきた顔色を明るくし、
腹に溜まり始めた脂肪の代謝さえ高める。

さらに、カフェインには利尿作用があり、日々悪化する排尿トラブルをもいい働きをしてくれる。
われら老いたる身にとって、良いことづくしである。

それに、忘れてはいけない効用がまた一つある。

コーヒーの香りは、老いの苛立つ気持ちを穏やかにし、老人の常、若者への故なき小言を無くし、我慢し耐えている若者にとって救いとなる効用すらある。

だが、まぁ、一杯では、そうそう上手くは行かない。

その一杯も毎日となると、そうした朝を持たない人と比べるとなると、顕著な違いが出ると、医者も書籍でも断言している。

それに、毎日のコーヒーも、害が無いようである。

かの米国食品医薬品局(FDA)が、健康な大人は、1日当たり400 mgまでであれば、カフェインによる健康への影響はないとしている。

信じるが良い。
何の損もない話である。信心も鰯の頭から、である。

      私のスタバのコーヒー・スペック
        豆は、House Blend
        焙煎方法は、Clover
        Sizeは、Tall
        Costは、 500円

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