私を魅了させる街は、いずれも海岸線に沿っている。

LAを出て、海岸線沿いに1時間California 1を走らせると、ビーチシティ,New Port Beachに辿り着く。
この街、我が家を東京でにの宿泊場所としていた、今は、亡きアメリカの友人の街である。

彼のヨットクラブに先ず立ち寄り早めのランチを摂り、この半島を、想い出にそって走りこんだ。

この街、カルフォニアの西海岸の中でも、治安も良く優雅な雰囲気が漂う、ひときわ美しい街である。
数多くのヨットが停留している半島沿いには、時代を感じさすコテージが立ち並び、その近辺にはカフェや各種の店が立ち並んでいる。

それに、世界一級のサーフィンの波が楽しめ、ハンフリー・ボガードと著名人が多く住んでいる高級な居住地でもある。
いよいよ、この旅の最後の目的地、デルマールに向う。
運よく、太陽の光が衰える前に、L’Auberge Del Mar にチェックインが出来た。

この高台のホテルから、おしゃれな住宅街を通り抜けるその手前には、海岸に沿ってアムトラックが走る。その可愛い踏切を渡ると、数キロに渡り見事なビーチが広がっている。

その砂浜には、近隣の住人達が家族連れで、思い思いに海辺の過ごし方をしいる。その沖合には、大きな波と格闘している多くのサーファーたち姿が、見え隠れしている。

そうこうしている内に、真っ赤な太陽が沈み始め海一面長い日差しを海に投げかけた。
この時ばかりは、ビーチで遊ぶ人、波乗りに夢中な若者も、真っ赤な夕陽が沖合で広げる、海と太陽のショーを楽しむ。
何とも、羨ましい街、デルマールである。
夕陽のショーを楽しんだ後、今宵のディナー処をもとめて、ブティックやレストランが入ったプラザモールがある小高い丘に向かった。

夕景が望める思い出のレストランを探すが、すっかり様変わりしており、見つけられない。空腹に勝てず、看板と店構えで選んだ店が大外れし、残念な最後の夜となった。

明朝、多くの泊まり客に混じり、プールサイドでの遅めの朝食を摂り、LA飛行場で車を捨てSFに向かう。
懐かしいCalifornia 1を堪能する4泊5日の旅を終えた。
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