どう生きてやろうか。
日本の最高齢の田中カネさんが、119歳で2022年に亡くなった。2050年には健康でいられる期間が80歳まで延び、団塊の世代は12人に1人、46万人が百寿を祝うと言う。
寿命が医療財政悪化を心配するほどに延び続け、ついに政府は60歳定年規定を延年した。
だが、この施策は、我ら世代には間に合わない。会社という場を失って、なんと30年以上年月、日長、家に居ることになる。
こうも、毎日が日曜日となると、さして、やることもない。
“あなたは、どう過ごしていますか?”と知恵を求めてしまう、だらし無さである。
仕方なく、私は一先ず、ゴルフの誘いのない朝は、スタバに通っている。
このスタバで過ごす時間、意外に悪くない。
少し、濃い目のコーヒーを啜りながら、周りを見渡してみると思いの外、朝のスタバは豊かな表情を見せている。
皆さんにとっても、きっと居心地良い居場所になるに違いない。お薦めである。
今朝のスタバ100景を挙げてみる。
*寝足らないのか、居眠りし始める出勤前の若い男
*朝には、少しうるさい賑やかな女グループ
*毎朝のように立ち寄るゴルフ練習場帰りの夫婦連れ
*朝帰りと思わせる男女二人連れ
*お馴染みさんのご夫婦
*挨拶をするまでになっている、本を抱えてスタバにご出勤の
ご 同胞
*騒がしいアジア系観光客グループ
*毎朝のように見かけるゴルフ練習用バッグを抱えたご夫婦
*子供勉強を熱心に見ている若いお母さん
*USCPA(米国公認会計士)勉強に精を出すオフイスガール
*朝食を摂る老夫婦連れ
*携帯を見ながら涙をハンカチで押さえている若い女性、
どんな便りが。
*出勤前、仕事準備に専念する若い男女
*原稿準備に忙しい、ちょっと有名な放送キャスター
*勤務前ながらも携帯ゲームに夢中になっている若者
*株式市場諸表に見入る中年サラリーマン
*隣の席を自分の持ち物を置き場にする、いけない若い女の人
*読書に夢中になっている中年の勤務者
*新聞の束を抱えて飛び込んできたお仲間
*店外の椅子に犬の散歩ついでに立ち寄る老夫婦
*コンサート場が近くにある関係か、楽器を抱えた演奏者
そう言えば、競馬新聞を抱えて毎朝のように来ていた散髪の親父の姿を最近、見かけなくなった。
私は、毎朝、こんな豊かな表情を見せるスタバ風景の中で、本に目を落としPCに向かい、2、3時間も過ごしている。
長居したようだ。
顔見知りが席探しでウロウロしている。彼に席を譲るタイミングのようである。
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