一言05。見事な同胞。

今の世、老男女の天下である。

昨今，街に山に電車に飛行機に映画館に観光地にレストランにゴルフ場にと、我ら老人たちが溢れ出ている。

それも、わがもの顔で群れ,連れ,組みして、元気に大声で闊歩しているのである。我が同胞たちではあるが、少し遠慮がないと常々思っていた。

いつものカフェでこの朝、雑誌の読書欄で真に見事な意見を見つける幸せに出会った。

    “老人は若者に譲れ！シニアの入場制限をするか追加料金を
課すべきである“

若者が利用する時間帯や曜日には、我ら老人たちは若者に譲るべきであるとの苦言。卓見である。

土、日曜日、平日の夜などは現役世代に席を譲り、老人が利用する場合は追加料金を払うべきとの意見。真に見事な同胞である。

老人は置かれた立場を弁えて謙虚に老後を過ごすべき。そうすれば、可愛い好かれる老人になり、幸せになれる。

全くの同意である。