一旅24。道の旅。
2022/06/12
奈良盆地、三輪山麓から春日山のふもとまでを結ぶ35キロメートルの道。この道が、有史以前から道として機能していた…
奈良盆地、三輪山麓から春日山のふもとまでを結ぶ35キロメートルの道。この道が、有史以前から道として機能していた…
旅先での夜は、特別である。 大げさに言えば、“何事も終わりかた一つで喜びや悲しみを記憶する”。旅も、その一日の…
日常のきまりごとが、旅先では、それぞれ違った顔を見せる。 未だ見ぬ地、同じ時間だが全く違った時の流れをしている…
旅は、日常からはみ出した時間となる。 そのはみ出しかたが大きいほど、旅している実感が大きく、その記憶が鮮明であ…
まだ、戦場で踏ん張っていた時代の朝。 覚めきれぬ眠気をお供に、朝光が差し込んでいるお決まりの窓際の席に腰を下ろ…
まだ、戦場で踏ん張っていた時代の朝。 家での朝は忙しい時間が流れていた。その朝食は、手間と食材の無駄を極力抑え…
今は連絡が途絶えたが、四国、高知出身の友がいた。 ある時、高知で落ち合い彼の酒税局役人の親父さんと座敷を一緒し…
我が家の愛猫は名猫である。 常々は声をあげずに鳴く。だが、朝の“飯”の催促だけは、微かだが、はっきりと聞こえる…
常に旅の途中に起こる。 私の旅は、とんでもないことに出喰わす。そんな出会いが重なり、私の旅はますます気ままな車…
今の世は、なんと便利、手軽になったことだろうか。 夜、床に着きベッドサイドにうず高く重ねられた本から、今宵の一…